fc2ブログ

丹波の木工屋

丹波の生活の中の木工

About me

丹波の生活から, 木と楽しみながら 創ることを発信したいな・・・ 人間らしい、生き方とは・・・。 営みとは・・・。

丹波の新緑の頃

Posted by M’sクラフト on   0 comments   0 trackback

DSCN9472.jpg

田に水を引き、稲作の時期。畔や草道を丁寧に
草を刈り、田植え。
水面には、逆さ三尾山。
山は、新緑で、笑ってる。

DSCN9480.jpg

山法師の清楚な花弁も緑に映えます。

同じ仲間の「ハナミズキ」は、咲いてても

病気のようで、色ずいてません。

樹木として、適材は、東北のこけしが、有名。
水木の仲間なので
緻密で、細目の良木が、取れます。
用材として、印鑑、根付、器具材等。
細工ものとしては、Sランクの樹木。
もっと、大切に使っていきたい材種です。




DSCN9482.jpg

朝倉山椒が、たわわに実って、収穫のシーズン。
山椒は、「花良し、葉良し、実良し、幹良し」
捨てる所が,無いから木の寿命が、短い?

写真は、実山椒と幹の擂り粉木

薬効は、「山椒。目の毒、腹薬」

あくまでも、言い伝え。






スポンサーサイト



まな板とカッティングボード?

Posted by M’sクラフト on   0 comments   0 trackback

DSCN9478.jpg

久しぶりにまな板を作ろうとして
色々調べてみて、まな板とカッティングボードの違いは?

やはり日本の木の文化と西洋の文化の違いに気づきました。
日本のまな板の適材適所の材種は、1に、柳、2が、朴木、3が、銀杏と
習っていたのですが、最近は、抗菌作用がある、ヒノキやヒバの木が、人気だとか。
きれいに鉋をかけて、水を弾く位の削りをしてても
使ってるうちに包丁が、当たっている部分に雑菌がついて黒く変色してきます。
変色しないようにするのには、熱湯をくぐらせて殺菌して乾かす必要が、ありますが
その手間が敬遠されるようになり、また、包丁の刃がが当たって摩耗していくと中央部が
凹んでいくので、水気がたまり見た目がよくありません。
ひと昔まで、鉋で削り直してと依頼されて、直しもしていたのですが・・・・・。

削り直して、平面を維持するのは、まな板の厚みが、必要なのですが一寸(30ミリ厚)
の板にすると重いと嫌われるように・・・・・。

それと、板目板は(木目の間隔が広い板)反ってしまい、両面使いが出来なくなります。
柾目で、細目の木材は、100年以上の年輪を持ってまっすぐに成長した良木からしか
製材できません。(板目板の方が、歩留まりが良く、柾目板を取ろうとすると歩留まりが悪く
手間もかかる)
結局、柾目板は値段が、1.5倍位になるので、敬遠されるように・・・・・。

そこで、写真のカッティングボード(まな板)は、スプルース(北米産針葉樹。幹回り1メートル以上)の
柾目板。木目の間隔が、1ミリ以下の細目で、気乾乾燥材。最も最高ランクの所は
楽器用のMマークが、施されています。(有名なところは、ピアノの響板、バイオリンやギターの響板等)

板の厚さは、18ミリ。幅は、24cmくらい以下、長さは、35cm以下に抑えて
重さが適切で、反りが出にくくメンテナンスしやすいサイズに絞り込みました。

木口(切り口)は、木口鉋を掛けて、10ミリRの丸面に仕上げました。
まな板の良いところは、刃を傷めない所。
また、出来るだけ、永く使えるようにお米を精油した安全塗料
の「キ〇カ」を塗布しています。


スプルースの和名は、「新榧(カヤ)」
刃受けが良く、日本でも楽器や建具材とかに使われていました。


只、ここ数年のウッドショック以来、2倍は値が上がり高級材の
仲間入りしてしまい良材は、入手しにくくなりました。

私の実父は、60年以前から木工業を生業にしてきました。
家具屋、建具屋を経て、大手照明器具メーカーの木製照明器具の
製造を請け負うようになり、大阪南港の貯木場で、原木を筏買い
製材して、乾燥して一貫製造するようになりました。
月産、5000本くらいの木製照明器具の生産をしていましたが
そうした、時代は永く続くわけがなく
父が、無くなると時代が、代わり木製の照明器具の人気は
プラッチック製品にとってかわられました。

私は、その時代の製材された、残りの材料(スプルース)の
幅広材をまだ持ってるため
有効利用の一つとして
まな板カッティングボードを作ろうと
考えました。








丹波に春が、やってきた

Posted by M’sクラフト on   0 comments   0 trackback

DSCN9369.jpg

自宅工房より、黒井城址を望む。
霞かかってます。
黄砂と花粉とPM25かな?
お蔭で、目も鼻も塞がってしまいました。
口呼吸は、喉を傷めつけるので
辛いシーズンになってます。

やっと、マスク解禁となったのに
当分は、コロナ過と一緒かな?
まあ、木工業は、粉塵が
するので、マスクは必需品ですね。

そんなご時世の中、ほほえみ地蔵様
製作依頼のご注文が、あったので・・・・・。

DSCN9372.jpg

前列、2段目のお地蔵様を2体
台湾ヒバの木で、製作しました。




兎年スタート

Posted by M’sクラフト on   0 comments   0 trackback

DSCN9300.jpg

2023年スタート。

このコロナ過の中の世の中を、3年前に予想した人間は、いたでしょうか?

もともと中〇の〇南省?から、ばらまかれたウイルス
今年もまた、春慶節が、来る。
人間の移動が、お金とウイルスを全世界にまき散らす?


また、同じことの繰り返し。

私が、丹波に引きこもる理由の一つが、「人混み」が
嫌いなだけと怖いから。


有効な治療薬が、出来るまでが行動制限では?


変異株のおかげで、未だに有効なワクチンも治療薬も開発されていない。
国民の税金で、無料でいいことに使うことを目的とした
国家戦略。

結局。空前の利益を上げたのは、ファイ〇ー製薬、と武〇モデルナ。





世界中が、コロナと戦っているのにウクライナに侵攻し蹂躙しようとしている
国家が、存在することも信じられません。

人類全体が、自国の利権、人種主義。あらゆる宗教闘争、スポーツという
国家間の優劣に杞憂する価値観?
(オリンピックやワールド・カップの侍・ジャパンの活躍に異常興奮する国民)
危うい国家間の代理戦争見たい・・・・・。


日本国内においては、地方間の人口格差による所得格差、業種による所得格差、
公共サービスの格差、世代間格差

すべて、数値化されて比較して近隣諸国に所得を抜かれて
その国家から、戦後補償を求められて・・・・・。
まだ、70年前の事をぶり返している。


美術、芸術、文化、スポーツ、歴史認識等
すべて、リセットしてじゃないと
前に
進めないんじゃないかな?

いわゆる、未来志向なのかな?

私は、今も「売られた喧嘩とは、徹底的に話し合うし
論破しよう」とも思いませんので、妥協点を話し合うのが
大人の関係じゃないですかね?




丹波にも冬が、来る。迎春準備

Posted by M’sクラフト on   0 comments   0 trackback

ほぼ、毎日。薪ストーブを営業時間内は、燃やしてます。(汗)
朝は、一桁の気温。霜や霧に包まれた丹波。
結局、朝、8時から火を入れても、暖まるのは、10時ころからかな?

DSCN9180.jpg

でも、我が家の「蝋梅」ロウバイは、開花して一週間。
思わず、今年は、暖かいの?

DSCN9176.jpg

来春は、外孫の二人目男の子が、新一年生。
入学祝いの「学習机」を作りました。
框(角材)は、タモ。天板と引き出し側板は、スプルース。
引き出し前板は、B・チェリー。取手は、B・ウオルナット。
塗装は、和しんの木彫オイルを3割ほど、薄めて塗って拭き取り乾燥。
2回程、繰り返して完成。
凄く、簡単?シンプル・デスク。
本棚やキャビネットは、どうしョうかな?

DSCN9180.jpg

来年の干支は、ウサギ年。
飛躍の年にしたく、生徒さんも兎に関する木彫りが
人気です。

DSCN9174.jpg