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丹波の木工屋

丹波の生活の中の木工

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丹波の生活から, 木と楽しみながら 創ることを発信したいな・・・ 人間らしい、生き方とは・・・。 営みとは・・・。

雪の中、型板外し

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型板外し

生コン打ちから4日目、型板を外しました。写真は、喜代司さんが型板に残っているコンクリを剥がしている所。

土寄せ

基礎ベースに盛り土をしている所です。今日の作業は、素人の私でも出来たのですが、濡れている土をミイで戻す

作業は、重くて大変です。

でも、喜代司さんは黙々と作業されるので、私も負けないつもりでやったのですが、腰がパンパンになり筋肉痛に

なりそうです。

この後、「天端ならし」という作業です。レーザー水準器で、レベルを基礎上に写し、基準線通りにモルタルで

上辺が、完全平面になるよう盛っていく作業のことです。これは、プロじゃなきゃ無理です。

平面上の土地に、基礎が出来てくると立体の建屋が、想像しやすくなってきます。

建前まで、あと10日。順調にいっています。今日は、役に立ったかな?

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基礎生コン打ち

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生コン注入

基礎の型板内に生コンを流し込んでいる風景です。

コンクリート・ミキサー車からポンプ車に移された生コンを型枠内に流し込んでいます。

生コン作業風景

ホースから出てきた生コンが、型板内で隙間なく入る様に電動バイブレーターで、撹拌して左官鏝でならしています

ミキサー車、ポンプ・オペレーター、バイブレーター、鏝抑えと4人が息の合った作業で、1時間位で終了。

手際の良さは、さすがプロ。一通り生コン打ちが終わるとさらに仕上げの左官鏝で上面を均していきます。

79歳の喜代司さん、大活躍。素人の私は、見守るしかできませんでした。

基礎の立ち上げ風景

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基礎の立ち上げ

基礎の立ち上げ型の完成写真です。この作業は、左官屋さんじゃなく型板屋さんにやっていただきました。

餅屋は、餅屋です。テキパキした作業で2日間で完成。この後、生コンを流し込んで基礎の完成。

後ろに見えているのは、竹田川。福知山市あたりから由良川になります。そして、日本海に辿ります。

名前のとおり竹が織り茂っています。

ボイド管

将来、トイレ、洗面所、キッチン、出来れば、お風呂も工房内に設置出来る様にと水道管や排水管を通す為の穴

部分にボイド管を設置しています。この筒のおかげで○穴が、3か所開いた状態になります。

後で、穴開けるの大変なので・・・。

でも、あくまで将来設計です。いつにできるかまったく未定ですが、トイレ位は早期に実現したいです。




神戸新聞奥様手帳の表紙

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今朝、何時もどいり新聞を見て、食事を取ってると、月一回配布されている「奥様手帳」に目が止まった。

20年くらい前に作って、昨年修理した「糸車」が、表紙を飾っている。

これは、100年くらい持つように耐久性の高い楢の木とチーク材で作り、漆を塗り仕上げたもの。

回転部分の軸受けには、4㎜のベアリングを仕込んでいる。

作った当時は、各地の民芸館で、昔の「糸車」を見て回り、参考にしたのを覚えています。

竹で出来ている車の部分を何とか木でしようと試行錯誤をして、耐久性を高めました。懐かしいです。

自分が製作した作品(道具ですけど)このように取り上げて頂くと嬉しくて・・・。作った甲斐があります。

次世代に残したい、丹波布。それに伴う道具達。モノ作りに携わる人々にもっと光を当てて欲しいと願うばかりで

す。

金物の街、三木を訪ねて

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鞴

2月20日 金物の街、三木にいってきました。

写真は、刃物鍛冶屋さんから、修理依頼されて直した鞴(ふいご)です。

これで、風を起こし炭を1200度あたりまで上げ、鍛冶ができる道具です。

今は、ショウルームで展示されているだけですが、現役で頑張っている鞴(ふいご)を、いつか紹介したいです。

今度、紹介する時は完全復元(新作)タイプを載せますね。

アメリカの道具の本


アメリカンの道具を紹介してくれるショップも行ってきました。

アメリカン道具

ガーデニング・グッズなどが、店頭にならんでいます。

スコップ

使いやすそうで、丈夫な作り。そして、カッコイイ これなら、畑仕事も楽しそう

道具好きな私は、うっとりするお店です。この他、ウェアー類や関連グッズ盛りだくさんでした。

世の東西見渡しても、良いものは良いし、「安かろうが、良いではないです」。

少しくらい値段が張っても、良いものを長く使う方が、エコだし賢い生き方だと思うのですが・・・。

皆さん、どうですか?

雪の中、春を待つ

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雪の中の蝋梅

この2月17日前後、丹波地方は、よく雪にみまわれます。

そんななか満開なのが、蝋梅(ロウバイ)

今年も、咲いてくれました。いい香りを放ち、存在感をしめしてくれます。

その後ろでひっそり雪から、逃れるように一輪の乙女椿が、咲いてくれてました。

乙女椿


名前が良いですね。乙女椿。この時期でも葉っぱは、緑が強くて、淡いピンク色の花をつけて・・・・・。

種からは、椿油がとれます。

食用油としても高級品、もちろん髪の毛にもいいし(資生堂マークがそれです)

刃物類の手入れ油として最高級品。

木工をするものにとっても、椿の仲間は、用材としてとても人気で昔から好まれてきました。

樹皮の模様も美しく、年輪も緻密で細工物等に・・・。中でも、江戸時代に流行した根付などに

よくつかわれました。

お箸とスプーン

フォークはナツメ、スプーンが、椿(つばき)、お箸は、榊(サカキ)どれも年輪が、細かいでしょ。

身近な所に銘木は、あります。小枝(5センチ位)でも、スプーンとか出来ますよ。


工房イメージ

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工房イメージ

縮尺模型です。北側から見た景観です。

東側から望む

東側から、望むとこうなります。

建前まで、ひと月余りイメージを膨らせます。

一方で、良き時代の在来工法の技が、蘇ろうとしています。

その2

小屋組トラスの束(つか)の仕口です。名前は、真束小屋組。戦前までの大型木造建築に多く使われていたそうです。

現在は、優れた工法ですが、手間とコストがかかるので、姿を消そうとしています。

技術の継承という意味で、マイ工房で復活させます。(田村工務店にて撮影)

眞束小屋組その1

意匠的にも面白い形。おもち付きの杵と臼の関係みたいな、木組です。




それにしても、今年は寒いですね。我が家の玄関を飾るジュリアンも例年より、花付と色が悪いような気がします。

ジュリアン・イン・花車

早く、こいこい春の日差し。建前の日が、待ち遠しい




確認審査の為の・・・

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住宅確認検査機構という所に提出用の写真をとりました。

この工事の施工者は、直営方式でやっているため、私に報告義務があるということで・・・。

建築基準法に則った、鉄筋等が適正に施工されているかの証明写真です。

ちなみに、申請手数料は、21万円です。???なんか良くわからん手間と金額です。

工事全体が、終了した時点で、検査しに来られるとのこと。

イチャモン付けられて、やり直しなんてなったら大変なので・・・。

今から、生コン打ちです。ミキサー車から、生コンを敷き鏝でレベルを出しながら、ベースを打ちます。



森の香りのグラタン

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美味しベーコン・グラタン

さくらのチップで燻製したベーコン入りグラタン。ご飯は、和太鼓仲間の吉田さんの古代米と喜代司さんのコシヒカリです。

古代米の吉田さんは、苗植えも手植え、除草も手で、稲刈りも手釜、稲木で天日干しと・・・。
こだわり率100パーセントのお米です。



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こちらは、日曜の朝の定番ベーコン・エッグ。香りだけでも食欲が、沸きます。

生涯現役?

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藤林左官

藤林左官の(初代)喜代司さんです。

今日2月9日で、79歳のお誕生日。現場で栗石(拳大の砕石)を基礎ベースにならべている所です。

重い栗石を一輪車いっぱい入れて、足場板(30センチ幅)の上もスイスイ、軽々と運ぶ姿は若い。

私も、そうありたいなーと、憧れてしまいます。

やっぱり、働く職人さんは、カッコイイ

お父さんは、この他にお米農家、野菜生産者(出荷されています)

尊敬しています。はい!!!





現在の工房内部(その1)

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曲げ木装置

楢の木をR≒230で、曲げている写真。

作り方は、三木市の工芸家、徳永氏の工房へお邪魔した時にみせていただいたのを参考にしています。

少し違うのは、leevally toolのベンディング・ストラップで、圧縮して曲げている所と、雄型の下に雌型を作り油圧(2トンジャッキ)で圧締している所。

3㎝×6㎝×1.3meterの楢の木をバスタオルで包み、アルミホイルで密封します。

そして、片方の木口側から、水を0.5リッター程注ぎます

家庭用のアイロンの強のダイヤルで、厚さ1㎝に付,10分間熱します。

写真のジグにセットして、チェーンブロックでつりあげます。

これで、椅子の背もたれ部分のアール加工が、出来ます。

量産化という点では、劣りますが少ないコスト?で曲木加工が、出来ます。

曲木の椅子の作り方も順次、アップしていきますね。

ムーミン・ファミリー

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変な顔のムーミン。マンガのイメージで彫って見ました。日本的ではないけど、牧歌的で好きな世界観です。

材種は、すべてシナの木(北海道材)、アクリル絵の具で彩色してみました。

あなたの好きなキャラクターを、教えてください。リクエストがあれば、仲間を増やしていきたいです。

ニョロニョロとか、泣き虫のネズミ(名前わすれた)、駐在さんも居たかな?

絵本(マンガ)図書館にあるかな?

探してこ・・・。

日本の在来工法(by 田村工務店)

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追っ掛け大栓継ぎと言われる継ぎ手の一つです。梁、桁、母屋などの持ち出しの継ぎ手として用います。

鎌継ぎより強度は、あります。(プレカット工法ではあまりつかわれていません。)

このように、手加工の技は、非効率。手間が掛かり、ロボット化された工場では、鎌継ぎで済まされることが多く合理化で姿を消そうとしています。(曲げ強度、引っ張り強度に優れる)

男木と女木が、同型なのわかります?カッコイイと思うんですが・・・・。

日本のモノ作り全般に言えることですが、表面上みてくれだけで、評価(この言葉、原発事故でよく耳にしましたね。)してしまい、

内部のことは、ようわからん?? 一皮めくったら良くわかるのにね・・・。

家具なんかも、木目調家具ばかりで、石油製品のプリント合板に木目を転写した偽物ばかりです。

天然木材の家具の良いところは、一番に手触りの良いことと、室内の湿度をコントロールしてくれるところです。

当然、修理しやすくて長く使える。そう、孫子の代まで引き継がれる、そんな家具たちを作っていきたいです。

和太鼓フェスティバル

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2月12日は、丹波市市島町のライフピア市島で、和太鼓フェスティバルが開催されます。

丹波地域(丹波市、篠山市、福知山市)より選抜された8チームが、出演します。

日本の伝統芸能の一つである、和太鼓。どのチームも日本大好き、地域大好きのメンバーが繰り広げるステージです。

お時間の取れる方、2時間のタイムスリップしてみませんか?(昭和の匂いプンプン。職人文化万歳ですよ)

入場無料です。皆様のご来場お待ちしております。

ちなみに、私の所属しているチームは、氷ノ川太鼓鼓心です。3曲披露させていただきます。

ベーコン作り(燻製の作り方)

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燻製

今日は、あいにくのお天気。外仕事は、出来ないので、インドアで燻製をしました。

昨夜に塩抜きした豚肉を、朝から3時間程、風をあてて風乾(雨で、湿気ていたので除湿機の風にあてて・・・)

手製の燻製機を、65度~70度にセット(ストーブの薪の量で、調整)2時間程、温燻します。

余分な油がでてくるので、キッチン・ペーパーで、よくふき取ります。

燻製中
さくらのチップを燻煙(2時間位)65度をキープ。さらに、煙が無くなったあとも2時間位、温燻。

後、火を落として徐々に冷まして完成

出来上がり

昔から、乾燥させて保存食を作ることはされてきました。燻製(燻す)することで、旨味がますことや携帯するの

に便利になります。先人達の知恵や工夫には、感心されます。

現在のメーカーの作り方は、大量生産、ローコストにばかりに専念しすぎで、本当に美味しくて、安全な食品を提

供してるでしょうか?

良いものは、やはり手間かけ、暇かけ、こだわりを持った職人仕事が大事です。

次は、お料理にも挑戦!!

鎮魂のわらべ地蔵

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鎮魂のお地蔵作り

昨年の暮れに参加した、わらべ地蔵を被災地へプロジェクト。

木彫りをしている者として、何かボランティア活動が、出来ないかと考えてた時に頂いたお話です。是非との思い

で休暇を取り参加して作ってきました。

お地蔵完成

約4時間程の製作時間。ここまで彫ってタイム・アップ。もう少し時間があれば細部まで仕上げられたと・・・。

最後に、足の裏側に「丹波の住人」「東浦 誠」と刻んできました。

3月5日の日に松島の瑞巌寺にて、入魂式。その後「必要とされる方々へ」の手元に届くはず。(東北被災地

ツアーの案内が、昨日きたので、アップしました)

思いは、伝わるかな?



ベーコンの仕込み

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材料準備
豚ばら肉、2キロに対して、あら塩70g、三温糖20g、黒胡椒大さじ3杯、パプリカ大さじ1杯、ローレル15枚

位、後はお好みでセージ、シナモン、ナツメグ等少々を用意します。(ローリエは、手で細かくちぎってね)

私の好みは、これらに対してニンニク3かけら程を薄くスライスして漬け込みます。(野生味が、出ます)

下拵え
豚ばら肉を水道水でよく洗い、余分な脂身を除去します。

そして、竹串で肉に穴を数10か所穴をあけて調味料が、浸み込みやすくして、合したスパイス類をまんべんなく

すり込みます。

下拵え完了
フリーザ・パックに豚ばら肉を入れて、出来るだけ空気を抜いた状態で、パックします。

(大き目のボウルに水を張り、その中で空気を抜きながらパックします。)

そして、冷蔵庫に入れて一日おきにほぐす様にもんでやって上下逆さまになるようして、一週間寝かせて塩抜き、

流水にさらして2時間くらいで、良い塩加減になります。(お肉に直接、水が、かからない様にね)

キッチンペーパーで、丁寧に水気を取ってやり、そのまま冷蔵庫の中に、一晩寝かせてやります。

翌日、2時間くらい風に当ててやると準備オッケーです。

次回、いよいよ燻製タイムです。








ムーミン・ファミリー

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スナフキン

木彫り作品紹介。第一号は、ムーミン・ファミリーのスナフキン。

キャラ的に大好きで、気持ちが入って何体も彫っています。

なんか掴みどころがなくて、意味深なこといって、何処かに行ってしまう。

風とともに現れる吟遊詩人。好きなことだけやってて気持ちよさそう・・・・

憧れるな、そんな生き方。

ちなみに一番気に入っているのは、木の上でハーモニカ吹いているスナフキン。

私の場合、篠笛なら少々吹けるのですが・・・

もうすぐ、和太鼓フェスがあります。2月12日 ライフピア市島で、「氷上ばやし」と云う曲では、篠笛担当

頑張りますので、見にきてください。


雪の降る前に

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2月2日(木曜日)大雪警報の前は、寒かったけど午前中は穏やかでした。

今日から、いよいよ基礎工事始まりです。

素人の私が、逆立ちしても出来そうにないのが(体力的にも・・・) 基礎工事。

今回は、氷上町上新庄の藤林左官工業の藤林正人さんにお世話になります。(実は、家内の弟さんです)

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独立基礎の分は、ユンボ掘りの後、手掘り。私がしたのは4か所。

これだけで腰が、へたりそう。後は、栗石を入れて、ダンパーして生コン入れ木型を作り四角形のコンクリート隗

が、完成です。

ユンボが、空いてるときに植栽を予定している場所に穴掘りしました。

初めてのるユンボ。緊張しましたが、ロボットを操縦しているみたいで、楽しかったです。

植栽計画は、月桂樹(ローリエ)、白樫、コブシ、低木にブルーベリー等です。

午後になると大雪、午後3時には10センチ以上積り掛け作業中止。