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丹波の木工屋

丹波の生活の中の木工

About me

丹波の生活から, 木と楽しみながら 創ることを発信したいな・・・ 人間らしい、生き方とは・・・。 営みとは・・・。

久しぶりのスツール

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木工屋のタイトル付けてて、木工ネタが少ないブログですね・・・。って言われそうなので・・・。

で、説明。木工教室で、有志の会「火曜クラブ」って作ってて毎月2回、火曜日に集まって木工を楽しんでいます。

その会の今回のテーマは、「オリジナルのデザインして、出来るだけ自分の手工具で作る」です。

メンバーそれぞれのデザインが決まり、木取りも済ませました。

まずは、図面の脚部の角度に乗って70度~75度の間で30ミリの○穴を座面に開けて、その直径の合わせた○

ホゾを作ります。おおまかにカットするのは、ノコギリでして木工用のヤスリで仕上げます。

後は、脚部をひたすら鉋かけをするわけですが、根気のいる作業でした。

写真のスツールは、見本用に私が作ったのです。座面は、栓の木の板目板を半分の所で、いも接ぎして両端に契り

をいれて補強しています。脚部は、ウオルナットの木で色目を変えてます。脚部の角度は、四方に70度転んでい

ます。

のこぎり、鑿、鉋類をフルに使ったスツール。

しんどかった分、思い出になります。







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防水シートとお買いものとお料理

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防水シート

外壁に防水シートをタッカー(でかいホッチキス)で、貼り付けてる所です。

室内からの通風は、外部に出るが、外部の湿気等は内部に入らないというもの。

薄いシートですが、優れものです。

合掌組手


現在の内部構造。合掌組をそのまま見せようと思います。

だから、野地板は、化粧板の杉板です。塗装もせずこのままが、カッコイイと思うのですが・・・。

今日の私の仕事は、天窓の枠組みをしてたのですが、隣町に大きなホーム・センターがオープンしたので

大工の幹さんと冷やかし半分で、買い出し。

私は、スチール製のツール・ボックスと花の土。いずれも特価品だったので購入。

道具は、ホームセンターでは、あまり買わないようにしているのですが、工具類とか金物・資材を見ていると

時間を経つの忘れてしまいそう。結局、半日遊んでしまいました

反省。今、必要なものを買うべきだ。チェックしてから、購入すべきで資材の比較検討をすべきでした。

安いから買うのではなく、必要なモノで最高と思える品物を選択して購入するのが、賢い消費者?

祝・禁煙一週間達成

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たそがれお爺さん

祝・禁煙一週間達成

でも、黄昏てます。寂しいです。口が、寂しいです。イライラします。

楽しいこと考えよ。

明日の休みは、工房の天窓の枠組み。取り付けをしなくては・・・。

材料の準備よし。ピーラー材が手に入った。原寸図の図面も書いた。後は、墨付け、のこぎりで、カット。

鉋で、仕上げて組み立てるだけ。

でも、高い所は苦手。早く終わらせて、軒先周りのペンキ塗りの続きをしなくては、

軒樋の取り付けを板金屋の豊島君が、待っている。

黒井城と道普請

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黒井城と道普請

右側後方の山が、丹波の赤鬼の居城だった黒井城址。夏場でも下界から山頂を望むと見事な石垣後が見えます。

約500年前、織田信長の命を受けた明智光秀の軍勢が、亀岡から出陣。

迎え撃つ丹波の赤鬼こと、荻野悪右衛門直正。背中に貂(てん)の毛皮の旗指物を背負い明智勢を一度は、撃破。

丁度、合戦があったのがここから少しはなれた竹藪の原っぱ(当時の事)。

このお話は、小説家 司馬遼太郎氏が、短編小説「貂の皮」で詳しく描写されています。

戦国歴史ファンの方は、是非読んでみてください。

で、私の今日の仕事は、道普請。川沿いの道は、河川の管理道路。いわゆる土の道。

工事関係車両が、何度か通ると凸凹道になってしまいました。

ぬかるんで、田んぼのシル田状態。これでは、車で通るのも往生します。

私だけの市道ではないのですが、2トン・ダンプ2杯、砕石をいれて補修しました。

土木工事まで、しなければならないのが、田舎暮らし。

理想の工房作りは、なかなか前途多難?

細かい所

大工の幹さん(田村工務店)が、トラス周りに間柱を取り付けています。この後、構造用合板を軒下に付ます。

私は、天窓を受け持っているので、窓の枠を木曜日までにしなくては・・・・・。

ここで、ハーフ・ビルドの説明しときます。もちろん私論です。

躯体工事は、大工さん、左官工事は、左官屋さん、電気工事は、電気屋さんというように専門性の高い業種は、プロにまかせます。

私の場合は、そのお手伝いができれば楽しいなと考えています。

自分は、木工屋なので、木工事の大工さんが受け持たない分野の、建具やペンキ屋、作り付けの作業台とか本棚類をしていきたいです。

もちろん、資格が必要な工事は、その道のプロにまかせるのが一番です。素人が、手を出すべき分野ではないです。

アメリカでは、DIY精神が、盛んですが日本では、まだまだ・・・。

たとえば、季節の良いとき。5月頃のお天気の良いころは、ペンキ塗りが休日の過ごし方みたいのが一般的です。

自分で、出来ること考えると楽しいですよ。

窓が、開く

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窓を開けると

屋根葺きが終わり、跳ね上げ式の白い窓が付く。

川沿いなので、我が家は風が強い。両開きの窓では、潰れてしまうのでスライド式の跳ね上げ窓にした。

木工屋なのにアルミ製。木製にする場合、使用する金物だけで結構な金額。手間とコストを考えてた結果です。

玄関ドアは、どうしようかな?思案中。

西日が当たると

西日が当たるとこの光景。

軒下まわりのペンキ塗りと天窓を取り付ける為に足場を借りてきて設置。

これで安心して高所作業が出来るはず。

天窓は、市販品の窓では気に入ったのがないので、自分で作ります。

やっと、腕の見せ所? 四寸五分勾配の屋根勾配に合わせた台形窓。二枚一対天窓です。

明かり取にもなるし、暑い夏は開放して天井付近の暖気を逃がします。

この間、見たギャラリー・カフェ風+エコ・キャビン工房スタイル+薪ストーブの似合うインテリア・・・・。

理想的な工房スタイルを試行錯誤していきます。

これからが、ハーフ・ビルドの楽しいところです。

禁煙挑戦中

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突然ですが、40年近く吸ってきたタバコを禁煙することにしました。

今日で2日目。禁断症状を紛らわせるために、ブログ書いてます。

ピーター・ラビット

実は、健康診断で、肺活量を測定してもらったら、肺年齢が94歳と診断。

これでは、篠笛がうまく吹けるはずがない。ロングトーン出来ないのは、肺活量のせい。

「禁煙したら、改善しますよ」・・・・・。

ニコチン・パッチ張って、パイポくわえて挑戦中。

あえて、禁煙宣言させていただきました。(病院でも、書かされました)


カフェ巡り

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カフェ

3月22日お彼岸にお墓参りしてなかったので、朝一に済ませて、ペンキ塗りの作業。
午前中は、軒先周り野地板に防腐・着色剤を2度塗りして終了。
午後は、娘と三田市のカフェ・ギャラリー「うわのそら」に行ってきました。
ちょうど木工作家さんの展示がしてあり、カフェ2
木彫りの豚さんやオブジェ風の建屋小物とか小品が多く展示してました。
娘は、壁かけのオブジェが気に入ったみたいでお買い上げ、私は建屋の方が気になってキョロキョロしてきました。

キムチ

写真は、キムチ炒めチャーハン。
昨夜の献立なんですが、時間のないときにお勧め。
ベーコンを炒めてから、キムチを短冊にカットしたのを炒めます、ご飯にタマゴを絡めてから一緒にして、フライパンで、炒めるだけ。味付け不要の簡単レシピ。いろどりにネギをトッピング。
我が家は、韓流ブーム?の影響で、キムチがブームです。

お引越しとペンキ塗り。その2

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今日は、友人のお引越し。2トンの箱トラを借りてアパートから民家へ荷物を運びました。

築50年は経っている農家民家です。母屋と木屋が2棟。土間が残っている台所。昭和の匂いプンプンの建屋です。

市道から20メートルは、土の道。道幅2メートルくらいの小道。2トン・トラックぎりぎり、腕の見せ所。

ここなら、友人も木工ザンマイ出来るはず。

午前中は、お引越し屋でした。午後は、ペンキ屋です。お昼は、大好物のタマゴかけご飯とお味噌汁ですます。

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西側から東を望む。

テラス部分の軒下周りの防腐・着色剤を塗っている所。

窓部分に貫材を入れている所。

後ろに見えているのが、三尾山。兵庫の名山100選に選ばれています。

手前の木は、楠。ちょっと窮屈そう。剪定必要かな?

失敗?塗装は、しんどい。要領悪いんです。

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今日は、朝は晴れていたのに午後は、早くも曇ってきた。

大工の幹彦さんは、1メートル×3メーターもある構造用合板を北側から東側に張りかけています。

土台から、軒下まで覆うため極めて強い耐力壁になります。地震に強い

屋根の方は、板金屋の豊島君が、野地板の上にインシュレーションボードという木質系の合板を張ります。

この合板のおかげで、雨音30デシベル軽減。おまけに断熱効果もあるらしい。

その上にゴムアスルーフィングというゴム製の防水シートを張り、さらにその上にガルバニア鋼板を葺きます。

私の方の作業は、相変わらずのテラス軒下の着色防腐剤塗り、脚立の上のペンキ塗りは結構きついし作業性も悪い

野地板を張る前に部材ごとに塗れば良かった。

玄関前は、垂木、野地板を先に塗っておこう。

ペンキ塗りはまだまだこれから、ガンバルゾー。

野地板打ちとジャガイモ

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全景

3月15日現在。野地板と言われる屋根の下地材を垂木の上に張っている所です。

お天気仕事なので、なかなか作業が進んでいませんが・・・。

今日は、北風が強いけど外仕事がはかどります。

一部、軒天の塗装も始めました。明日も休日なので続きをしたい。お天気になりますように。

一方、畑の準備もしなくては・・・。

畑

ジャガイモを植える所だけ鋤いてきました。愛用のTR70のミニ耕耘機。

逆転で、耕してから畝たて。牛糞の肥料だけで今年も、ジャガイモつくり・・・。

後は、何もたさない無農薬・有機栽培です。

明日は、種イモを半分に切って、灰を切り口に塗って植えつけます。

やはりここでも、「明日、天気になあれ」。

山桜桃梅

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山桜桃梅

寒い寒い丹波の冬も終わりかな?

季節は、ゆっくりゆっくらとすすんでいきます。

今日3月18日、昨年の大震災からちょうど一周年。深い哀悼の念を覚えます。

自然の驚異には人間は逆らえないものか?

この地上のモノすべての定めなのか?と考えさせられる。

そんな時に私は、山桜桃梅(ユスラウメ)の満開に出くわす。

こころが弾む、季節はお構いなしに進んでいく。春が、待ち遠しいのだ。

朝は、写真のように青空だったのに夕方には雪が舞っている。

自然は、気まぐれなようでも当たり前のような顔をしてる。

建前当日

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DSC00623.jpg 建前当日です。お天気だけが心配してたのですが、一日持ってくれました。墓地の木のおかげです。 私は、大工さんの指示を聞いて、レッカー車のフックに柱を括り付ける係。みるみるうちに小屋組が、出来てきます。 棟梁の方5名が、テキパキ息の合った作業で夕方には、垂木打ちも終了。 軒札を最後に仮付して本日の作業は、終了。あっという間の一日でした。 反省点は、棟梁たちは高所作業に長けていて、カッコイイですが、高所恐怖症の私は軒先以上の高さは、無理でし た。4寸角の柱の上をスイスイ歩けるのは、忍者みたいてす。

朝日新聞朝刊

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朝日新聞3月7日朝刊

以前ブログで紹介した「わらべ地蔵」プロジェクト参加しましたの件。

今朝の、朝日新聞朝刊1面に紹介されていました。

私が作ったのは1560分の1のどれかなのですが、全国紙のトップに掲載されたことは、「参加してよかったなー」

と思うし、鎮魂の意志が、被災地の必要な方々に届いた事を確認できて良かったです。

1560体の数の凄さも壮観ですし、それだけの大災害が3月11日に起こった事実を証明する記事だと思います。


建前準備オッケー

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準備オッケー
今日は、朝から本降りの雨。雨カッパを着込んで、丁張(基礎の周りの木枠)を外しました。

もう土台が、取り付けてあるのですが、雨じまい様にビニールを巻いています。土台材料は、丹波産のヒノキ。

基礎ベースに通風孔がないのは、土台と基礎の間にスペーサーをいれてあるから。これで、換気オッケーです。

後、シロアリスーパーという防虫剤が塗布されていますが、クリアー(透明)なので昔みたいに黒くありません。

安全基準が、うるさくなかった時代は、発ガン性のある塗料が使われていましたが、今は、シックハウスの問題で

安心・安全が第一です。

外部塗料は、何を塗ろうかな? 色も迷うし、価格(コスト)も気になるところ・・・。

肝心なのは、性能なのに・・・。


トラス組立
田村工務店では、トラス部分の本組が、始まっています。

小屋組(トラス)は、建前当日、ユニック付きトラックで、運ばれ現場でこのままクレーン車で、吊り上げられます。

3月8日、晴れると良いのにな

墓地の木

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墓地の木 
墓地の木は、縁起が良い。って皆さん知ってはる? 大工さん仲間やお宮の宮司さんから聞いた話なんです

が・・・。用材として使うとその家は、凄く繁盛するそうです。

お宮さんの木は、手を出すなと父から聞いた話なんですが、墓地の木が縁起が良いなんてにわかに信じられないん

ですが、昔からの言い伝えみたいなので、分けて頂きました。

頂いた木は、やぶ椿、荒樫。他に杉の木もあったのですが、私が利用するとしたら、椿か樫なので・・・。

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トラック一杯、頂きました。

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さっそく、チエーン・ソーで、割ってみました。

写真は、樫の木。 特徴あるトラフ(木班)が解りますが、用材としては使えそうにありません。虫食い後です。

でも、薪としてなら、一番高カロリーで、火持ちがいいので、助かります。

しかし、樫の木は堅い。チエーン・ソーの目立てやすりで、刃研ぎ3回もしました。比重がある木は、堅い。

椿の木の方は、中々の良材。細工ものには、良さそうなので乾燥させて、スプーンとか作ってみようかな?

木の器にも良さそう。色々と考えていると楽しい。

どちらにしても、放置して腐らすよりは、資源の有効利用だしエコだと思うですが・・・・・。

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建設現場の方は、基礎ベースに矩(直角)の精度を決める作業をお手伝いしました。

それにしても今日の、お天気最高 。外での作業は気持ち良い。

これも、墓地の木のおかげ?