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丹波の木工屋

丹波の生活の中の木工

About me

丹波の生活から, 木と楽しみながら 創ることを発信したいな・・・ 人間らしい、生き方とは・・・。 営みとは・・・。

鑿ケース

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昨日のプログで、西宮市のAさんの鑿箱の話。

私の場合に置き換えて、考えてしまいました。現在は・・・。

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10本組を購入した時の箱ケースを20年近く使っていました。

これでは、駄目だと思い作りました。ビフォアー・アフターです。

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左市弘の鑿が、生き返ったみたいな表情になっています。

作り方は、長手、妻手側とも、留め(45度)でカット。底板は、4㎜のシナ合板を溝を

掘って入れ、接着。乾かして、4辺にカンザシを入れ補強。

各鑿の間に溝を掘り、柄の方は、半月に溝を掘りました。

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こちらは、大原氏の鑿のセット。道具箱の引出にセットしています。氏の鑿は、堅木用に

鈍角に研ぎ整えています。鏝のみ、突き鑿も大原氏作です。

4分(12㎜)の鑿が、よく使っているので、極端に短くなっています。

気に入った道具と良く使うサイズは、早く消耗してしまいます。




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中級木工講座3日目

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ブック・シェルフ(壁掛け棚)作りの3日目です。

前回は、縦板に溝を掘る作業でしたが、今日はその溝に入るホゾの加工です。

今回もトリマーを使用しますが、テーブルにセットして材料をスライドさせて

加工していきます。

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ルーター・テーブルは、市販されていますが、これ位は、自作出来るでしょう。

こうして溝に合う厚さのホゾにしていきます。

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西宮市のA氏の鑿ケース。3枚組接ぎで、箱組されて7本の鑿が、刃先が傷まないように

工夫されています。このように、自分の道具で、作ることが大切で、道具を大切にする心が

木工上達の近道だと思います。

ちなみに、材料は、スプルースの厚さ10mm。深さ40㎜、幅200㎜、長さ270㎜

塗装は、柿渋でされています。

引出付き工作台

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この間、作りつけた黄肌の作業台の使い勝手は、どうか?で工作台の部品の仕上げを

しています。

写真の部品は、引出しの間隔で使う束(ツカ)と呼ばれています。

枘(ホゾ)の面取りと仕上げ鉋を掛けています。

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横桟に束を立てた所です。

厚さ45㎜の黄肌の天板の上での作業。

玄能で、束を桟木に叩き込みます。

ビクともしないので、安心して作業が、出来ます。

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接着剤を付けて、組立てクランプで固定。

このまま、一昼夜。乾燥させます。

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日を改めて、脚部に幕板と貫を組み立てる予定

クランプがもっとあれば今日、やってしまうんだけど・・・。

このままのペースだと本体の組み立てだけで、2日。

引出し8杯作るのに、2日。4日必要ということ。

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変わった鉋。押して使うから、隅っこまで鉋掛けが出来ます。

昔のラジコンキット

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昭和の匂いがするラジコン・キットの箱。

機体の大きさ、全幅1572㎜ 全長850㎜ 結構な大きさ。

40年代~50年代?の製品かと思われるが、製造年月日は、記載されていません。

エンジン、プロペラ、RCメカ(3CH)、タイヤ等は、別売で無し。

現在、製作しても別売の部品などは、揃うだろうか?

でも、20年程前に木製グライダー等にハマっていたころがあり、作ってみたくなり

ありがたく、先輩(80歳代)から頂きました。

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箱の中身です。

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青焼きの1分の1の図面。

なんと、印刷が、青焼き。昭和50年代には、姿を消したと思われるのですが・・・。

でも、現在のコピー機は、レンズの関係で線が、歪みますが、青焼きはそんなことはありません。

この図面の上で、現物合わせの工作は、懐かしく。良き時代の工作だなと思います。



刃研ぎ塾の準備

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来月に開催する刃研ぎ塾の準備をしています。

まずは、貸し出し用の砥石#1000 30枚と#6000 15枚を1㎝の厚さのガラス板に

#80と#150のサンドペーパーを張り合わせて、其の上で砥石を平面にします。

何故?って、凸凹の面の砥石では、どんな名人でも刃研ぎは、無理うまくできません。

こうして、荒砥、中砥、仕上げ砥、それに天然砥石の仕上げ砥石をすべて最高の平面で

研ぎあげられた刃物は、美しく、日本刀の様に鑑賞に堪えられる刃物(鉋刃)になっていきます。

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大原氏の寸六鉋刃です。地金と鋼の刃紋を見てください。

地金は、多分釜地とよばれてる明治時代のボイラー鉄。

鋼は、東郷スーパーと思われる。

この最高の組み合わせの鉋刃は、一枚刃の鉋にして堅木の逆目にも負けない最高の

仕上げ鉋になっています。

丹波の紅葉

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朝9時頃の丹波です。まだ霧が、かかっていて晴れててもご覧のとおり空は、白い。

写真は、栃(トチ)の木。葉っぱが、大きくて5枚一対だから、落下するときの音は、

「バサ・バサ」って落葉します。

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アメリカ楓(フウ)です。この木は、てっぺんから色付いて黄色から赤色に見事に紅葉していきます。

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桂(カツラ)の木です。葉っぱが、ハートの形。紅葉は、まっ黄色。

これから、しばらくは色づく紅葉が、楽しめそうです。

 若い頃は雪が積もれば、スキーやボードで遊ぶのが冬場の遊びでしたが・・・。

ここ数年は、すっかりインドア派になってしまって、薪ストーブで暖を取りながら、木彫りをしたり

自作の燻製機でベーコンを作ったり、ろくろで木の皿を作ったり・・・。

家で過ごすことが多くなってきました。

たぶんこの冬も工房の中で、「ごそごそ」するのが、好きになってくるのだろうな。


金物の街三木市(鋸目立て屋さん編)

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次は、ノコギリの目立て屋さん。

組合長の吉田さんです。御年80^うん歳です。現役です。伝統工芸士の称号も

持っておられます。

かつては、お弟子さんが、住み込み修行に来られてた時代もあったとか・・・。

鋸も替え刃式鋸になって、十数年・・・。

鋸目立て職人に未来は、あるのか? 非常に心配です。

伝統工芸とか伝統文化は、一度消えてしまうと復活には、凄い時間と労力と資金が必要です。

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凄い眼光で鋸を凝視され鋸の良し悪しを即座に回答されます。

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目の前の窓の薄手のカーテンは、閉じられていますが、蛍光灯の明かりで、御判断。

この道60年位の眼力には、脱帽です。

一見、何気なく胡坐をかいておられますが、この姿勢が、一日中出来ないと目立て屋には

なれません。

私も10年くらい前に3日程、他の所で修行したことがあったのですが、結局

この姿勢が出来ず、断念しました。

金物の街三木市(鉋鍛冶編)

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鉋台屋さんの次は、鉋鍛冶屋さん。

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ご当主の山本名人(伝統工芸士)に鉋刃作りのレクチャーを受けています。

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後方、中央にあるのが、コークス炉。ここで熱せられた錬鉄と鋼が、沸かされ右側の機械

スプリング・ハンマーで、締められます。(表現が、難しい)

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日本の刃物は、柔らかい地金(極軟鉄)と堅くて粘りのある鋼(はがね)で、出来ています。

日本刀の場合は、鋼を柔らかい地金でサンドイッチしています。

鉋や小刀、鑿や彫刻刀は、片刃の刃物で、表側には、地金、裏側に鋼を張り付けて出来てます。

写真は、チェーン地と言って、高級地金の素材です。

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こちらの建屋は、先代の建てたもの。私の工房と一緒の木造小屋組。

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これが、鞴(ふいご)と松炭で火作りしてた鍛冶場です。(これが、本物です)

このシステムで、1200度まで、炉内を熱することが出来ます。すごい

古式鍛錬とは、これで仕事が、出来ることを言います。

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出来た鉋刃に銘を切ってもらっています。

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お買い上げの方の要望で、「夢」と刻んでもらいました。

金物の街三木市(鉋台編)

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今日は、半年ぶりに兵庫県三木市にやって来てます。

目的は、鉋台打ち屋さん、鉋鍛冶屋さん、ノコギリの目立て屋さん

そして、刃物メーカーさん。

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最初に寄ったのが、鉋の台打ち屋さん。

ちょうど、鉋台の表馴染みに溝を入れる作業をされていました。



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上記の作業の後は、この作業場所で、微調整と仕上げをされます。

胡坐を組んでの作業姿勢は、かっこよく、職人さんの仕事が、効率よく無駄のない

手順で、次々とこなしていかれるのを見ているだけで、感動してしまいます。

そこには、使い込まれた手工具類(鉋・鑿・鋸等)が、自在に使われていきます。

機械では、出来ないことを手業(てわざ)でこなしていく、まさに職人芸です。

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こんな古く使い込まれ短くなった鉋の刃に、新しい鉋台を仕込んでいきます。

良い鉋は、鋼が尽きるまで使用できます。人間(わたし)もこうありたいもの・・・。



この道40年の鉋台打ち職人H氏。「後継者を作りたい」の言葉が、耳に残りました。

もし、このブログをみて興味をもたれた方は、連絡してください。

第2・第4水曜は、木彫り教室2です。

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2クラス目の紹介です。このクラスは、毎第2・第4水曜日に活動しています。

まだ、自由課題の方は、3名ほどでほとんどの方は、カリキュラムの作品作りです。

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初心者には、比較的小物のブローチ類で、初めて彫ることに慣れて行きます。

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バラは、花の木彫りの中では、難しいほうに入ります。

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小物作りと平面的な作品作りが、終われば・・・・・。

次は、比較的簡単な立体作品に移ります。

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立体は、やはりお顔が、難しい。十分に練習してから、作品作り。

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自由課題の干支の彫り物。コレクションするのが、楽しみです。

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自由課題で、人気があるのが、「お地蔵様」  

私的にも好きなので

いろんな「お地蔵様」彫っています。

ブック・シェルフを作ろう(その2)

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中級木工講座の2日目。ブック・シェルフの縦板に溝を掘る加工から

始めます。

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横溝を正確に掘るためのJIG(冶具)です。作り方と考え方の概略図です。

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各自で、製作した冶具で、横溝加工中。

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縦溝を掘る時は、トリマー付属品のストレートガイドに桟木を取り付けたガイドで

加工します。

これで、縦板への溝掘りは、終了。次回は、棚板と背板の加工です。



このトリマーの加工は、正直、疲れます。

毎分4万回転近いスピードで回転する刃物の風切音が、凄まじく耳が痛いので

出来るだけ使いたくない機械です。それと、スタート時に発生する本体のぶれが

出るのが気になって、怖く感じます。もっと、回転がスムースに上がる様に

改善してほしい電動工具です。



作り付け作業台

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換気扇を設置している北側壁面に、高さ70㎝、幅46㎝、長さ2,2mの

作業台2台を作り付けします。

まずは、この日のために用意していた、黄肌(キハダ)の集成材。

板の厚み45mm、幅920㎜、長さ4mの特注品(北海道から、取り寄せました)

まずは、長さを2,2mにカット。

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ここから、幅46㎝にカットと両面プレンナー仕上げは、残念ながら、我が、工房では

出来ません。近くの建材と製材をされている、おぎもく(株)さんへ加工依頼。

約2時間後・・・。

材料が、整ったので、大工の田村棟梁と共同作業。

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壁面に墨を打ち、受け桟木をとりつけています。(材料は、ホームセンターで売られている

2×4材(38mm厚、幅90㎜)を壁下地の間柱がいる所に木ネジで、取り付けています。

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下地が、石膏ボードなので、ビスが効く所じゃないとダメなので、それを調べるための

便利グッズ。

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作業は、2×4材のカットとビス打ちだけなので、手早く取り付け出来ました。

天板側から、木ネジした所は、丸棒で、ビス隠し。

この作業台の上には、卓上型のボール盤や卓上帯鋸。正面旋盤やスポンジ・サンダー等設置。

台の間には、スクローラー1000(電動糸鋸機)を設置予定。

某木工体験施設よりは、充実させるつもりです。



さて次は・・・。もうすぐ冬。薪ストーブの季節が、やってきます。

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煙突の通るところを、探すのに手間取りました。柱に近すぎると駄目だし、ストーブの設置場所

との関係やら・・・。二人で、協議した結果は・・・。

次号お楽しみに・・・。(どうなってるやら・・・)


木の匙(さじ)

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今週は、連日の教室でお疲れモード。ゆっくりしたいところですが、お仕事。

来週の準備を済ませて、片付いたのが、4時前。中途半端な時間が、残ってしまいました。

何か時間つぶし・・・。あっ茶匙。作りかけて、ほっていたのを思い出して・・・。

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丁度、5時過ぎに彫りあげました。

茶匙に使うので、無塗装で行きます。おちゃの香りと木の香り・・・。

どちらも好きなので・・・。これで良し。

これで、匙のコレクションが、また一つ増えました。

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いろんな材種のカトラリー。質感や色目が、カラフルで見てるだけで、楽しくなってくる。

もっといろんな材種で、作って行きたいもの・・・。

木彫サークル

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今日は、第3土曜日。木彫サークルの日です。

月に1度の集まりとして、朝の10時ごろから午後の4時頃まで、製作しています。

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ムーミン・シリーズは、私のライフ・ワーク。目標は、全キャラクター制覇(製作)

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私も年齢と共に、お地蔵さんに惹かれる様に、なりました。

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男性会員のO氏の作品。北斎の版画をレリーフに・・・。面白い取り組みの作品です。


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これも男性会員のK氏のお雛さん。荒彫りが終わって、次のステップへ・・・。

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この観音様は、篠山市の女性会員のOさん。立体の仏像をレリーフにするのは、難しいものです。

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女性陣は、唐草模様(アーカンサス)の小テーブルに挑戦中。大作だけど、こつこつ

やれば出来ますので、頑張れ。

木工倶楽部その2

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前回より、少々難しい継ぎ手。「上端留め7枚蟻組接ぎ」という長い名前の

継ぎ手の実習です。これが出来たら、テレビ・ボードとかの板組の棚類が

かっこよく出来ます。

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初回同様に墨付けの手順の説明。この図は、立て板側の墨付け

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神戸市のTさん特製の蟻型定規。便利グッズです。

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横板側の墨付けです。

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鋸で、大まかにカットして、鑿で加工していきます。仕上げは、木口を水で濡らし

あて定規に沿って鑿を入れて行きます。

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墨線の半分残す気持ちが、大切です。

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仮組です。ここまでして、ちょうど時間切れ。

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我が家のテレビ・ボードです。材料は、スプルースの柾目板。アクセントに契りを

両端にして、今回の上端留め継ぎ蟻組接ぎで、組んでいます。

このくらい大きなものの方が、加工はしやすいので、皆さん挑戦してみてください。

工房入口は、こんな感じ

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工房入口の写真です。

友人から、譲ってもらったカウンターや棚を並べてみました。

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さて、ギャラリー的に使うか、カフェ風に仕立てるか? 薪ストーブをどこに設置するか?

カウンター・キッチンを作り付けしようか? などなど迷い中です。

工程的には、先に工房側のカウンター、機械の設置等、使い勝手の良いマイ工房つくりを

優先しようと考えています。

寒くなってきたし、急がなくては・・・。

刃の裏出し

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これは、彫刻刀の印刀の裏だしの略図です。 まず、裏切れの状態を理解したください。

日本の刃物の片刃といわれる、刃物類は、鋼と地金が張り合わせて、出来ています。

(黒板中央の黄色の部分が、鋼です。)無色の所が、地金(柔らかい、極軟鉄です。)

裏切れしている刃物を金床にのせて、図のように地金の3分の1の所を先切りの小槌で、叩いて

裏側に刃物を反らします。

それから、平らな砥石の上で、研ぎあげて、右の図の様にします。

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刃渡の中央部分が、裏切れ状態です。

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金床の上で、3分の1の所をトンチンカンと軽く叩きます。

すると、彫刻刀は薄いので簡単に、反って行きます。

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♯800番のダイヤモンド砥石、#1000番、#3000番、6000番と

だんだん目を細かくして、仕上げていきます。

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これで、刃裏の研ぎあがり。

どうです?  簡単でしょ?

11月11日(日)は、「刃研ぎ塾」。

抽選に漏れた方、ごめんなさい。たぶん次回も

2か月後開催しますので、申込みしてみてください。

この、ブログで、概略は紹介していきますので、ご愛読のほど

よろしくお願いします。

木彫り教室1

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第1第、3水曜日は、木彫り教室の専科コースの日。

会員めいめいが、それぞれ自由課題に挑戦。

この方は、私が、用意した阿修羅像の見本を参考に頑張って、製作中・・・。

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弥勒菩薩像です。雰囲気が、出てきました。楽しみ・・・。

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モデルは、ご自宅の愛犬。作り手の愛情が、溢れていますね・・・。

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このネズミは、課題コースの作品。お手本を良く観察して・・・。

中級木工講座(その1)

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今日から、7週連続(毎火曜日)で、中級木工講座を開催しています。

文庫本が、2段入り、その下に2杯の引出しが付く「ブック・シェルフ」を

作っていきます。(壁掛けタイプです)

黒板に書いてるのは、本棚の立て板の墨線(加工していく線の事)を示しています。

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平行線を正確に書く為(髪の毛の様に細い線)の「毛引き」という道具です。

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今回、使用する継ぎ手の加工見本です。

立て板に側板、棚板に背板、束板それぞれの板に加工するための線書きで、

初日は、終了。     お疲れ様でした。

高所作業

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今日は、久しぶりに田村棟梁に手伝ってもらっています。

高所の作業は、プロに任せるべき、脚立の登り、降りのスピードの違いは、大きいし

現物合わせは、大工さんの得意技。木工屋は、図面通りに作るのは、得意なんですが・・・。

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工房側とギャラリー側の間のトラスの透き間に、シナベニヤで間仕切りをしてもらっています。

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私は、3回目の柿渋塗り。これで、両方のお部屋、塗り終えました。

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洗い場と研ぎ場です。業務用の流し。大きく、深いのでもってこいの研ぎスペースです。

包丁研ぎから鉋、鑿、彫刻刀等、研がして頂きますよ。

これは、自信あり。 

ここで、「刃研ぎ塾」してもええなー

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歌とピクニック・イン丹波

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今日は、丹波市市島地区で、開催された「歌とピクニック」の

ステージ・イベント出演依頼を受けての演奏です。

会場は、山間に整備された自然公園。こだわり手作り品のお店の出店が、数店あり

私が、興味あるものが結構ありました。

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丘陵地に芝生で、整備され雰囲気は、最高。

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バザール会場。

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木工品なんかも並んでいると、仕事柄、見入ってしまいます。

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皮の鞄と皮ボタンのショップ。

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オーガニックのコットン(綿花)のお店。カワイイ 

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鴨レース会場です。

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さて、我々。氷ノ川太鼓は、ステージ部門のオープニング。

緑に囲まれた、ステージです。360度、山に囲まれて、「やまびこ」が、太鼓になっています。

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「秋月」・「勇」・「氷上ばやし」・「流星」そして・・・。

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最後の曲は、何時もの「氷ノ川隼太鼓」で〆ました。

私的に今日の演奏は、失敗の連続。特にオープニングの「秋月」で篠笛のフレーズが、

頭の中で、飛んでしまって、空白の4小節を作ってしまいました。反省です。

聴衆の皆さん、メンバーの皆さん、ごめんなさい。次回は、頑張りますので・・・。

木工中級講座?

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来週の火曜日からはじまる「ブック・シェルフ(本棚壁掛けタイプ)」の墨付け見本です。

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小根、溝とかの加工見本です。

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曲線切りや丸面取り、そして、サンディングして、本体を組みました。

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引出しを2杯作って、塗装して出来上がり。

秋(祭りの後)

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丹波は、お祭りも終わって、秋本番。ススキのたなびく季節です。

今夜は、岩戸神楽チームの反省会です。地元の割烹料亭の辻判さんにお邪魔しています。

当日、撮影した映像をチェックしたり、写真のスナップを見ながら、反省したり・・・・・。

楽しくて、好きな時間は、この季節と同じような駆け足で、過ぎて行きます。


もうすぐ、暗く寒い冬が、やってきます。冬支度をしなければ・・・。

薪ストーブの暖かさと、白熱電灯の柔らかさがあれば、秋の夜長も冬の寒さも

楽しめますよね・・・。



仕上げの作業

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3度目の柿渋塗りです。

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流石に3度も塗ると雰囲気が、出てきて良くなりました。

でも、正直な話は、もうこれ以上地味な作業は、したくないのが、本音。 

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トイレ周りの器具は、プロの業者(友人の石田設備の五郎ちゃんにお願いしました)に・・・。

電気工事と水道工事は、専門外・・・。免許とか資格が必要なので・・・私には、無理・・・。

お手伝いも出来ませんでした。

壁と天井は、珪藻土の鏝後が、細かい模様。床は、杉のフローリングにここだけ

床用のウレタン・ニスを2度塗り。防水の為です。

トイレは、完成。




カトラリー・ボックス

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カトラリーが、増えたのでボックスを作ってみました。

材料は、スプルースの柾目板。板の厚さは、10mm。背の高さは、20㎝の大きさです。

前板にシェーカー家具調の天使の羽のラインをあしらい、チップ・カービングで

模様を付けてみました。

材料は、キット化していますので、希望の方は挑戦してみてください。

主な工作手順は、型板をつかってカーブ・ラインと釘穴を映します。

糸鋸機を使って、カーブ・ラインをカット。

塗装は、していません。鉋仕上げのみ・・・。ツルツルですよ・・・。

木は、呼吸するから、人に優しいのです。出来上がりを素手で、触って欲しいな・・・。

所定の場所に釘を打って、組立・・・。簡単。(カービングは、別として)

サンド・ペーパー仕上げのニス仕上げとは、一味違いますよ・・・。

もうすぐ・・・。マイ・工房

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お手製のパーゴラ調外灯(オリジナル)を設置しました。

雰囲気良くないですか・・・?(自己満足です)

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フローリングに2度目の柿渋塗り・・・。(もう1回塗ろうかな・・・)

もう少し、濃くしたい様な・・・。柿渋も余ってるし・・・。今度のお休みに塗ろうっと・・・。

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換気扇、コンセント、スイッチのカバーも付けて、ほぼ完成。

あと、備え付けの作業台や備品、機械類を設置していきます。

日本一の木工房を目指して・・・。それが「丹波の木工屋」です。

クルミのサラダ・サーバー

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クルミの柾目板が、手に入ったのでサラダ・サーバーを

作ってみることに・・・。

柾目は、木目が素直なので模様に変化が、出ません。

彫刻刀の丸刀の模様を残そうと思います。

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凹部に、丸刀の刃の後を残して、凸部の所は小刀、柄の部分はミニの反り台鉋で

削ります。(小刀、彫刻刀は、大原康彦氏の作です)

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クルミの木には、クルミ・オイルをすり込んで、完成。

左側が、オイルを塗る前です。塗ると良い感じの艶です。

この木は、非常に柔らかくて、刃受けがいいので、1セット1時間位で出来ました。

皆さんも、是非、作ってみてください。

岩戸神社秋の例大祭本宮

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14年位前に村の若い衆たちと作った「布団神輿」です。

最初は、黒い方を作ったのですが、赤い方は、家内や女性衆が、「私達も、参加したい」

の希望に応えて作りました。

木工事、彫り物、飾り金物、布団等、すべて村の若い衆で、作りました。

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男神輿です。

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女神輿です。

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これが、国領村の岩戸神社です。もうすぐ、もみじが、紅葉するととても綺麗な

境内になり、絵になる丹波のお社です。

本殿は、総欅作り。蟇股(かえるまた)、斗、枡組まで…。

「こんなの、作りたいなー」なんて、大工・木彫り・板金職人の夢みたいなものですね・・・。

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さて、神楽舞の始まりです。カッコイイでしょ。

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天狗と獅子の絡み合い。

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これが、岩戸神楽の舞です。

秋の例大祭宵宮

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午後3時から、地元のショピング・センターの前で、防犯協会依頼のイベントに出演。

市長さん、警察署長さん、そして、防犯協会員の方々御列席の

セレモニーのオープニングに演奏させていただきました。

さて、今日は10月6日。丹波地方は、ほとんどの地区が、村祭りの宵宮。

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夜は、旧丹波の国、鴨内村の宵宮の催しに呼ばれての演奏。

建物が、昭和35年建築の立派な公民館。

私と同じ年の木造建築。レトロな感覚で、雰囲気は最高。

「秋月」・「勇」・「氷上ばやし」・「流星」・「隼太鼓」の5曲を

演奏させていただきました。

聴衆の皆さん、そして、子供たちの熱烈な評価を頂き、メンバー全員ノリノリで

楽しいひと時を一緒に楽しめました。
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子供たちは、「かぶりつき」で、見てくれています。

明日は、我が旧丹波の国、国領村の秋の例大祭。

私は、神楽舞の2年生。ドキドキの宵宮です。


蟻組の練習

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今日は、木工倶楽部になって一回目の活動です。

作品作りをするのではなく、木工技術の向上をめざしたカリキュラム

にしてみました。

基本となる仕口・継ぎ手をマスターしながら、高度な木工が

出来る様になる・・・。そんな、学習をしていきます。

まずは、7枚蟻組です。一回目にしては、ハードルが高いのですが・・・。

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概略の説明を黒板に記しました。用意した材料は、アルダーという外材(広葉樹)

比較的に柔らかい材種です。毛引き、スコヤ、自在矩、プロトラクター、白書を

つかって、まずは、墨付けからです。


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墨付けの見本です。木目が、つながっているのが解りますか?

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墨線を残して、ノコギリでカット。うまく切るコツは、「鋸の背を鼻の下で、

見て、墨線を2方向と照らし合わせながら、静かに切る」です。

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鑿の使い方は、鑿の重さを感じながら、墨線の半分を残すような気持ちで

彫っていきます。

裏ワザ・・・掘りたい所に水を塗っておくと、あまり切れない鑿でも、

      刃あたりが良くなり、綺麗に仕上がりますよ・・・。

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柔らかい、材種の木は、墨線残し気味で・・・。堅木は、墨線は残しません・・・。

そんな気持ちで、仕上げられた仕口は、透き間なんてない継ぎ手になります。

皆、がんばれ・・・。

二週間後の出来映えが、楽しみ。みんなで楽しく合評しましょうね・・・。

秋祭り近し

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今日のお休みは、工房側の片付けを午前中に済ませ、午後に応援に来てくれる

A嬢を待ちました。

午後2時頃、助っ人登場で、柿渋塗り作業開始。

お話を聞いていると、彼女のご自宅も柿渋を塗ってるフローリングらしく

ご自身で、塗った体験の持ち主です。

当然、柿渋の独特の匂いも平気らしく・・・。さすがに、テキパキ。手が、早いです。

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夜は・・・。

もうすぐ(今度の日曜日)秋の例大祭(村祭り)

昨年から、神楽舞のチームの一員となり、2年目の新人です。

先輩の、お手本を見学して、見よう見まねでの練習です。

写真は、「荒神払い」という神事。厳格に凛々しく、舞います。



※ 大阪市の橋下市長と文楽協会の話し合いが、平和的に解決したのが、

大変、嬉しいです。

日本の伝統文化・芸能には、行政による手厚い支援が

必要です。それが、無理ならば、企業スポンサー又は、パトロンが必要です。

世界各国にアピールすべきことは、日本特有の文化、芸術がいかに素晴らしいかを

輸出するべきで、物とか技術、又は、お金だけの輸出や援助だけでは、世界一には、

到底なれません。

日本国民の文化価値、幸福感、価値観等とかの感性を輸出することが

いかに大切かを、今の政治家、学者、官僚達に(数字でしか、判断できない方)

もっと、理解していただいて、支援していただきたいと・・・・。

文化とか、芸術が、世界一(もっとも、ファンを持つこと)になれば、(できれば、思想(幸福論))も

含めて、この、極東の小さな島国が、憧れの大国になると思うのですが・・・。



10月13日・14日は、・・・。

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見えにくい写真で、ごめんなさい。

でも、早くお知らせしたくて、書き込んでいます。

2012 歌とピクニックが、今年も始まるよ・・・。

日時は、10月13日(土)と14日(日)

場所は、丹波市市島町与戸字長尾(丹波うぐいすの森公園内)

時間は、10時~17時まで(13日は、20時まで)

内容は、山間の自然公園の芝生広場で、繰り広げられるステージ・イベントと

有機農業の盛んなこの市島(丹波の食と自然)のコラボなイベント。

人にやさしい、食と癒しの空間が、丹波で体感できますので、是非、いらしてください。

私達、氷ノ川太鼓は、ステージ部門のオープニング。14日に披露させていただきます。

待っていまーす。丹波の秋を満喫しましょ。

私達、氷ノ川太鼓の出演は、多分10時位か11時位だと思います。

来てねー。待っていまーす。 それと、晴れますように・・・。

第1・第3水曜は、木彫り教室 1

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今日は、第一水曜日、木彫り教室の1の日です。

殆どのメンバーは、課題コースは卒業されてて、めいめい好きな木彫りを楽しんで

おられます。

定員は、15名です。

加古川市のH氏の自由作品が完成したので、お披露目。

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少年の立像です。オリジナル度100%の作品。

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材料は、檜製。サンドペーパーを使用しなくて、白木仕上げの作品です。

青年の様にすがすがしい、作品になっています。(サンド・ペーパーを使わず、ここまて

仕上げるのには、相当なテクニックが、必要です。)

木工倶楽部の課題

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金曜倶楽部・火曜クラブ改め木工倶楽部の活動が、今度の金曜日から始まります。

第1回目の課題は、7枚蟻組(扇型の継ぎ手の一種)の練習をします。

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日本でも西洋でも、よく使われる継ぎ手の一種です。

英語で、言うとダブテール(鳩のしっぽの意味だったと思います。)

立て板の側面に板厚の2分の1の線を罫書き、7等分に間隔を決めます。

その交点に70度から75度の(任意)間の傾斜線を写真の様に罫書きます。

あとは、天板側にも雄型を移してやり、墨線を残し鋸で、カット。

墨線の半分を残す様に、鑿(のみ)で、丁寧に切削します。

この木組の利点は、板目の板でもある程度、反り返るのを防いでくれるのと

意匠的に無垢の木の良さを表現出来る事。量産家具には、不向きな接ぎ方です。

柿渋塗り

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杉のフローリングに柿渋を塗ります。準備するものは、

柿渋に筋かい刷毛の70㎜。ペール缶(塗料入れです)木綿のウエスだけ。

刷毛にたっぷりの柿渋を含ませ床の木目に沿って、塗るだけ・・・。

しばらくして、浮いている(余分な)柿渋をウエスで、ふき取るだけ・・・。

簡単です。

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写真は、2度塗り目のです。お手伝いは、川西市のTさん。木彫もされるし、木工もされます。

作品に漆を塗られることもある、強者助っ人です。

良い色(渋い)になってきたでしょ・・・。

日差しと時間経過で、色が濃くなっていくのが、柿渋の特徴です。

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ギャラリー側のお部屋は、塗れました。あと、工作室の方を残すのみ・・・。

川西市のTさん、お世話になり、ありがとうございました。