木彫フォークアート大屋展
今年で、21回目の木彫フォーク・アート展が、始まりました。
会場は、養父市大屋ホールです。
会場は、半円形劇場風多目的ホール。
外観は、帽子を伏せた形で、コンクリート打ちっぱなし
内部は、オブジェ的に地元木産材が、使われています。
出展数125点。その頂点グランプリ作品は・・・・
作品名 冠「カンムリ」
展示期間は、10月13日まで
養父市大屋町まで、ドライブにどうですか?
丹波の生活から, 木と楽しみながら 創ることを発信したいな・・・ 人間らしい、生き方とは・・・。 営みとは・・・。
今年で、21回目の木彫フォーク・アート展が、始まりました。
会場は、養父市大屋ホールです。
会場は、半円形劇場風多目的ホール。
外観は、帽子を伏せた形で、コンクリート打ちっぱなし
内部は、オブジェ的に地元木産材が、使われています。
出展数125点。その頂点グランプリ作品は・・・・
作品名 冠「カンムリ」
展示期間は、10月13日まで
養父市大屋町まで、ドライブにどうですか?
秋のイベント・シーズンが、近づいてきて・・・・・。
こん次ぎの週末は、ACFT。
野外展示で、木彫サークルと木工倶楽部の活動紹介をしたくて・・・
木工倶楽部の紹介に救急箱や・・・
木彫サークルの紹介に白熊と因幡の白ウサギで、会員募集を・・・と
仕上げと塗装をしてみました。
一方、地元の秋の例大祭(岩戸神社)での、神楽を奉納する
練習が、始まりました。
私の役どころは、後ろ足?・・・・・見習い中です。
昨日の救急箱の天板。
一晩考えてやっぱり、埋め木で隠すことに・・・
直径20㎜ドリルで、下穴を開けて鑿で、調えます。
形は、バンドエ○ド型にして・・・
接着剤で、引っ付けて仕上げて見ました。
明日、オ○モのオイルを塗って仕上げます。
留め削り台の修正方法を実演しました。
どうしても手前側を削り込んで、角度の精度が落ちて行きます。
気づいたら、その都度正確な墨線を回しこんで、鉋で修整。
この間の救急箱の天板に出た木目(少し入り皮)が、狐の顔に見えてきて
欠点とみるべきか、無垢材の証明でもあるし隠すなら、契りをいれてアクセントにするか
考えかけると、手が止まって思案中。
気が付くと夕焼けに浮かび上がる鱗雲。少し早い紅葉と合いマッチして
色取りが、綺麗です。
木工屋には必需品の「手押し鉋盤」
又の名を「正直盤」と言います?
この機械は、右方向から左方向に材料を手で押してやると平面や直角に削ってくれる
優れものです。(写真の機械の最大加工巾は、30㎝)
木工の基本になる作業なので、精度が物を言うのですが
其の為には、刃物のセッティングやメンテナンスが重要なものです。
手を抜いたら危ないし精度も出ないということで、機械屋さんがそう呼んでます。
近場の木工所さんが、後継ぎが無く高齢のため廃業されるので
適価にて譲って頂きました。
機械本体は、しっかりしているのですが、見た目は汚れてますね
メンテナンスをしてお化粧直し(塗装)すれば新品?に生き返る筈です。
道具もそうですが、機械も使わないと・・・・・。
今日は、木彫り教室2の日。1時間程、準備時間が余ったので・・・
マンガチックな、白熊を彫ってみました。
表情を見てもらって、「一休み」の感じが、伝わったら良いな。
(この木は、北海道産のシナの木です)
いろいろな木にまつわる教室をやってますが、共通して言えることは
楽器で、メロディーを奏でる様に、調律(チューニング)は、
道具の手入れ(刃研ぎ含む)と一緒。
後は、毎日コツコツ続けるのが、上達の秘訣。
私の篠笛の師匠は、一言「毎日、15分練習しなさい」だけでした。
趣味の世界と道楽の世界も一緒で、手間暇を惜しまず、最高の材料と最高の道具で
生産性やコストなど考えないで、自分の最高傑作を
目指すのが、楽しいと思います。
私の場合、和太鼓や畑仕事にあたります。
チェリーとウォルナットの救急箱。
まだ未塗装なんですが、木と人に優しいオイル仕上げで・・・。
バンド・エイ○は、小引出しに。
金曜日の「木工倶楽部の日」に完成させます。
作り方も当日公開します。
我が家の玄関を飾ってくれてる蔓籠2つ。
共に頂いたものです。
私は、久し振りにCH24で、座編み。
生成りのペーパー・コードで、編み込んで行くのですが・・・。
なかなか難しい。手の皮もひりひり・・・。やり直しの連続。
手仕事は、コツコツ、丁寧に練習してから本番へ。
写真の椅子は、ブナの木。
柿渋に墨と膠を練り込んだ塗料で、仕上げてみようかな?
オイル仕上げが、良いのか思案中。
秋の夜長を「ウィービング・ザ・シート」
今日は、丹波地域の小学校の運動会が、晴天のもと開催されました。
8月の丹波豪雨で、被害があった地域では、午後の県民大会が
中止になった校区もありました。
三つ葉アケビの色取りが、カラフルになってきました。
秋色ですね・・・。
アケビの蔓(ツル)は、工芸的にも良く使われてて
籠や花器に使われていますよね。
因幡の白ウサギと白熊。
何故か、白熊はエプロンをしています。
バズウッドは、白いし彫りやすいのです。
(バズ・ウッドは、北米産。日本で白い木の代表は、シナの木と白樺の木)
神話「因幡の白ウサギ」は、仏教でいう「因果応報」なのかな?
世を欺く慣れ、世に奉仕せよですね。
15㎜以下の板材を45度の角度に鉋削りできるジグです。
使用する鉋は巾寸五(48㎜)くらいが、使いやすいです。
写真奥は、木工倶楽部のメンバーと3年前に作った箱。
木目が、繋がるように木取りをして、上記の冶具で作りました。
手前は、9月9日の救急の日にちなんで救急箱を作ってる途中品です。
ACFTには、出来てるかな?
お彼岸には、曼珠沙華。
季節は、秋色。
夕暮時は、ちょっとセンチになりますね。
唐辛子の赤色は、観葉殖物みたい。
今年の草刈りは、今日で最終回になるかな?
今回の旅の目的は、出雲大社の参拝です。
「松江も松の木が、大切に使われてるな」と思ってたのですが、出雲大社の参道も松の巨木が
整然と植栽されてて・・・。
本殿を拝める横からもお参りして・・・願かけて。
社内は、あまり変わっていないようですが、参道界隈はここ数年で、模様が一変しています。
スタバが、大鳥居の前に出来てたり・・・。お伊勢さんのおかげ横丁みたいに整備されてたり
木工屋として、出雲に来たら是非見学したかったのが「出雲の黒柿」
出雲黒柿は、松江七代藩主松平冶郷公が、財政再建の為、特産品を自分好みのスタイルを
追及して名品の数々を生みだしたことが始まりだそうです。
帰り道には、安来市にある和鋼博物館にもよって・・・
砂鉄から、玉鋼の製造方法、近代の製鋼過程の展示を見学してきました。
三木市の知った方の鉋が、展示してあったりして嬉しく思いました。
写真は、台の上に乗って左右に踏み板を踏み込むことで、鞴(ふいご)が
風を起こし、松炭をいこす装置です。(展示場内は撮影禁止でした)
松江城天守閣。
今は、国の重要文化財天守ですが、かつては、国宝でした。
関ヶ原の合戦で東方で活躍した堀尾忠氏が24万石を領して、現在の松江城や城下町を建設し
城普請の名人と称えられています。
お城の内堀と外堀を廻る堀川めぐりは、小一時間。
船頭さんのガイドで、お城にまつわるエトセトラあれこれ・・・
興味があったのは、椿や松の木が、植林され椿油や松脂から必要な油を自前で
生み出してたことが、現在の地球に優しい循環型社会のお手本みたいな
施策をしてた点です。
お城の外壁は、白漆喰と下見板張りで、施されているのですが
松の煤煙と柿渋と日本酒で、練り上げた塗料で、防腐処理された木部塗装技術です。
あと・・・。特筆すべき点は・・・
天守閣二層の「包み板」。
鎹(カスガイ)やフンドシ金具で、補強され
必要なサイズの柱に補強され使われて、尚且つ「チョンナ」で仕上げられた柱の
仕上げは、もう国宝だと思うのですが・・・。
明日に続きます・・・。
我が家の氏神様「岩戸神社」を祀っています。
先年末のサカキが、緑色をなんとか保っています。
凄い生命力。不老不死を感じさせる樹木。
明日、明後日と出雲大社へ願掛け旅行に行ってきます。
また、報告しますね
現在のアメリカ楓。良く見ると種が、色つきたわわに実ってます。
北風が、吹きかけると見事な紅葉を見せてくれる楓類。
木工芸的には、やはり優良工芸品を生み出します。
その一つが、ハード・メープルに現れる「バーズ・アイ・メープル」と言う木理なんですが
材としては、白くて堅くて粘りのある使いやすい木理なんですが、時として鳥の目みたいな模様が
出てきます(だから、銘木または、貴重材)。
この木の場合生長するときに小さな瘤が無数に生まれてきて板状にカットすると
この様な模様(木理)になると推測されます。
当然、鉋で仕上げるには、逆目が出やすいので刃口を詰め、刃先は28度位に研ぎあげ
薄く、軽く削らないと「逆目」が止まらないので注意が、必要です。
箱の上に乗ってるのが、熟した種です。風が、吹くと転がって行って
繁殖地を得るのでしょうね・・・・・。
工房窓からの名月です。
ピクチャー・ウィンドウなんですが、ぶれてます・・・。
氷ノ川太鼓の「秋月」の練習(篠笛)していますが、これもぶれてて
秋ですね。
カツラの葉が、色好き始めました。良く見ると「いんげん豆」が、逆立ちしたような
種が、無数に付いています。雄の木と雌の木があるのでこの木は、雌の木。
もうすぐ黄色が、凄く綺麗な紅葉に・・・。ハートの形なので、人気?
木工芸的には緻密で素直な木理なので、「鎌倉彫り」や箱ものに良く使われていましたが
今となっては、希少な優良木材の一つです。
青森県の奥入瀬渓流沿いに立派な桂の群生地があり、有名です。
また、丹波市の氷上町三方のカツラも立派な姿をしています。
共に渓流沿いに育ってて、清流の畔が植生にあってると思うのですが・・・。
久し振りに切手を買いに郵便局へ・・・
52円切手の為です。
ちょうど国土緑化の切手が、新潟県バージョンの草花。
タムシバの花、ブナの葉っぱ、ホウの花、カタクリ等
ハガキを出すのが、楽しみになってきました。
今日の収獲は、ブルーベリーにブドウ。
ぶどうを入れてるボールは、ブナの木製。ブルーベリーの方は、栗の木。
昨夜の夜なべ仕事に向いた栗で、大好きな栗ごはん。
秋は、これから
旬の取れたて食材で、秋を満喫。
畑に2本だけ栗の木を植えています。
今年の真冬に強めの剪定をして・・・
自家で、食べるのには十分です。
栗の木は、良いですね、実は色々な食べ方があるし
写真の木のボウルが、木取れるほどの幹を切っても再生してくれるし・・・
家具材としても有用で、貴重な樹種です。
スプーンとか作っても粘りが或るので、適してると思います。
イギリス製のドロー・ナイフとキャビネット・スクレーパーと日本製の斧。
ドロー・ナイフとスクレーパーは、刃物の種類で言えば、片刃の刃物で
日本製の鑿や鉋と同じ仲間です。
違う点は、全鋼(刃物全体が、ハガネで出来てる点です)
日本製の刃物は、地金(極軟鉄)と鋼を合わせた作りになっているので
研ぎやすい利点と刃裏の裏すきと相まって、最高の「切れ味」が
実現できるわけです。
※ 昨日「栃の実」のことをブログしたのですが、今日、播州地方の方から
聞いた話で、「栃の樹は、飢饉の時でも切るな」という言い伝えが
あるそうです。栃の実が、非常食になるというのが訳なのかは、解りません。
私たちの地方では、彼岸花の球根が、生食では毒なのが「あく抜き」をすれば
「ユリ根」と同じような食感になって、飢饉の時、料理するのだときいてます。
栃の木です。西洋にもある木で、マロニエ。
日差しを遮る様に大きな葉っぱ。落葉するときは、「バサッ」って感じです。
ちょうど実が、熟して落ちてくる頃になりました。
最近では、栃の実がポリフェノールを多く含んでいるので健康茶に
なって人気が?でてるのか盛んに広告が、出る様になりました。
今までは、栃の実餅が有名だったのですが・・・。
木工芸的には、巨木になる木でテーブルの天板とか刳り物等、民芸的に地方でよく使われます。
軟材で、加工がしやすいのですが、荷重がかかるところには向いていないと思われます。
木材乾燥乾燥が難しく、冬の間に伐採して春までに製材して、乾燥させないと菌類や虫害に
会いやすいので注意が必要です。(但馬地方に多い樹種です)
写真は、木目が羽衣の様な「ちじみ杢」が、出てる所で小箱を作った物です。
栃の実は、面白い形ですね。
このたびの丹波豪雨や広島豪雨の被災された地区は、いずれも里山近くの住宅地。
人と自然の境界線上で、起りました。
ここ丹波では特に杉・檜の植林が、昭和50年頃まで盛んに行われました。
でも、その後は採算が合わないのを理由に放置された結果が、現在の間伐材問題になっています。
針葉樹林は、間伐を前提に植林しているので成長すると昼なお暗い山に・・・。
また、落ち葉もないので山土は痩せ保水能力ももてなくなっています。
もう、砂防ダムや河川改修をいくらしても安全な治水対策には限界があります。
戦後60年かかって、たどり着いた現在の里山を防災林として
再生されることを強く望みます。
そして、鹿やイノシシや猿が里に下りてこなくてもいい様に実のなる木を奥山に・・・
水源地の沢筋には、水を浄化してくれる落葉樹林を・・・。
このことが、産業としてなりたち地方再生になって
繋がったら・・・。なんて、真剣に考えてしまいます。
(写真は、6月に種から植えた蝋梅(ロウバイ)です)
木彫り教室1の日です。今日は、遠くは奈良県や西宮、大阪からの見学者の方もあり・・・。
木彫りファンの方が、薄いけど根強いんやな・・・なんて感じながら・・・
一方、このたびの丹波豪雨の被災者のIさん、一か月ぶりの登場。
復興は、コツコツと継続しないと元通りには・・・
ご先祖様が、長い年月をかけて作りあげた「ふるさと」
大切に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
でも、元気じゃないと、あせってもショウガナイこと。
無理せず、「発酵・黒ニンニク」で、コツコツ・・・・・・。
作り方は、簡単。保温ジャーにニンニクの塊をキッチン・ペーパーに包んで
2週間・・・放置するだけで完成。一辺で、一株の栄養素が、発酵パワーで出来上がり・・・
皆さん、試してみて・・・。
ニンニクの特有の匂いも無いし、食後のデザート代わりにもってこいですよ。
毎奇数月の第一土曜日は、「刃研ぎ塾」
今回は、定員に達していないので・・・
内容を濃くしようかな・・・
天然砥石の研ぎ目。人造との比較をしてもおもしろいし・・・
鉋刃を裏出し裏押しして、表馴染みを合わせて鉋台直しもして・・・試し削り・・・。
少人数ならではのフルコースが、出来そうです。
毛引き刃を研ぐときに便利な冶具
作ってみました。
参加希望の方は、前日までに申し込みを・・・・・。
この夏の豪雨の被害に会われた方々にお見舞い申し上げます。
同じ丹波市内でも10キロ位で、大違いの降雨量でした。
我が家は、竹田川沿いにあるものですから多くの方がたにご心配していただきました。
幸いにして直接的な被害は、無かったのですが・・・。地区内の林道や水源地にクラックが
発生してて、これからの秋雨シーズンを心配しています。
季節は、秋を感じさせるようになりました。もう、冬野菜の拵えが待っています。
何時もなら、ミニ耕耘機が活躍してくれるのですが、燃料タンクに雨水が吹き込んでて
修理中。昔ながらに「三つ又のびっちゅう」で、鋤きました。
被災された市島有機の牛糞と古々米を原肥にしてみます。