
日本国で、一番堅く比重の重い樹木の代表格が、「白樫」
写真では、解りにくいのですが、牡丹の花の模様の切り口。
白樫、赤樫の仲間の大きな樹に現れます。

一般に比重の重たい樹木ほど、燃やすと熱量が高いのです。
それだけに薪割にしにくそうですが、木目が通ってる所は、
簡単に割れてくれます。
あと、乾燥には非常に時間の掛かるし、木食い蟲や腐敗菌が
繁殖しやすいので、出来るだけ風通しの良い所で、乾かす必要があります。
(梅雨までに、割って風に当てておかないと、腐ってしまい
ボロボロになり、薪にもなりません。
今日は、「平成」最後の日。
田舎暮らしの日々は、季節ごとの歳時(晴れれば、畑仕事
雨が、降れば軒下での作業と(木工)・・・・・・・。
ゆっくり、10連休のバカンスとは、行きませんね。
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木工的に春の日差しは、メリハリが効きすぎて
寒暖差と湿度の変化で、木が動くの「春」です。

北海道産の楢で、柾目で細目の4枚雇核の天板。
十分、乾燥させて、ムラを取り接着してたのですが
毎日、反り返しがきつくて、反りを確認しながら
天日干し2週間。

何とか、学習机の完成に成りました。
これで、入学式に間に合うかな?

自宅工房前には、チューリップとビオラが、旬をむかえて
新入生を迎えております。

そして、新しいお仲間。
多肉植物のアンモナイトの「モルタル・アート」
木彫りサークルのメンバーから、預かりました。
私の中では、新しいジャンルで、上手く育てられるかな?

やっと、桜満開。
遠方に、「丹波の赤鬼こと、赤井直正」の黒井城。
またの名を「荻野悪右衛門直正」
この丹波が、歴史上もっとも注目された戦国時代の戦場。
多くの犠牲をこうむっても、この地にとどまった住人達。
私達は、この地で「一所懸命」に生き抜いてきた
ご先祖様に感謝しております。

黒井城の東方(京都亀岡の方角からの)明智光秀の第一次丹波攻め。
写真遠方の(三尾山城・悪右衛門弟と八上城・波多野秀晴)の「呼び込み戦法」
の挟み撃ちにより、織田信長臣下の「明智光秀の丹波侵攻」を退けた天下の戦場でした。