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丹波の木工屋

丹波の生活の中の木工

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丹波の生活から, 木と楽しみながら 創ることを発信したいな・・・ 人間らしい、生き方とは・・・。 営みとは・・・。

私の好きな木彫フォークアート

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今年も芸術の秋が、やって来ました。
木彫りの端くれをやってる身なら、気になる存在の
但馬の国木彫フォーク・アート大屋展

今年のグランプリは・・・・・

DSCN1112.jpg

カワイイ少女を題材にした「DANSU]に決定

久々に無塗装の作品が、評価され嬉しい。
木目の使い方も旨く使われていたので、流石のグランプリ

後、入選もしていないのですが、個人的に好きな作品です。

DSCN1131.jpg

イノシシのウリ坊。背中の木目の使い方が、上手い。
それと、研ぎ澄ました彫刻刀痕の質感が、スピード感と
センスの光る逸品でした。

やはり、今回も木彫りの作品に必要以上に着色された作品が
多く出品されてて、木彫りの良さが、失われてるように感じました。
もう一度、木彫フォーク・アート展の主旨の原点に戻って欲しいのですが・・・・・

10月の5日(土)と6日(日)は、職場のA・C・F・T(アート・クラフト・フェス)
手作りの復権となるか、問われる催しです。
私達は、野外のテントで、モノ作りの過程を紹介するブースで
皆様の来場をお待ちしています。



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永らく放置して・・いました。

Posted by M’sクラフト on   0 comments   0 trackback

DSCN1087.jpg

何の刃物か解りますか?
両刃の刃物で、利器材と呼ばれる鋼と地金をサンドイッチにしてるモノです。
長年、使っては、小屋に放置してまして、冬野菜の苗床に敷く「藁(ワラ)」を
切ろうとしたのですが、刃がさび付いてて切れが、完全に止まっていました。
そこで、これも長年放置してた「中目の縦舞(タテマイ)水研機」で、研磨してる所。

DSCN1090.jpg

ついでに刃物全体の錆(サビ)も完全に研ぎ出し、刃先は、#1000のキングの砥石で、
刃をつけました。

DSCN1091.jpg
藁(ワラ)一束もご覧のとおりサックリときれます。
切れ刃は、やはり中砥石#1000位で、十分。特に両刃の刃物類は
この位にしとかないと切った物が、引っ付いてしまうので。
仕上げ砥石まで掛ける必要は、ありません。

DSCN1099.jpg

この阿形さんと吽形さんも10年くらい前に
ええ加減な所で、彫りが止まって放置していました。
今の私の技量で、出来るだけ仕上げしようと2日ほど時間をかけて
黒目を付けて、完成させました。
まだまだ、出来てないな(;_;)