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丹波の木工屋

丹波の生活の中の木工

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丹波の生活から, 木と楽しみながら 創ることを発信したいな・・・ 人間らしい、生き方とは・・・。 営みとは・・・。

木彫フォークアート見学会

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木彫フォークアートおおや2022グランプリ作品

今年の世相(ウクライナ・ソビエト軍侵攻)を揶揄した
「戦争なんか、糞くらえ」?

作者は、東京都の前田氏。作品名は、「愚かなり人間」
黒柴と思われる雄犬のウンチング・スタイルで
ソ〇エト製と思われる「トカ〇フ拳銃」の上にうんちしている所。

顔の表情も怒ってる?

横から見てみると・・・・・

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一方、見学者の一般投票で、選ばれる「大衆賞」は?

これまた、犬の作品

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作品名 「超えてやる!」
鹿児島県の山中氏の作品。
こちらは、随分と平和的ですね。

例年なら、猫の作品(昨年、グランプリは、カワウソ)が多いのが、今年は、犬が健闘してました。

世相をうまく反映させたのが、グランプリ作品。審査員全員一致で
選ばれたそうです。


今年で、28回目の開催。
フォークアート木彫りの全国公募展として、すっかり定着してファンとしては
嬉しい限り・・・・・。
いつかは、出展してみたい公募展です。















































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丹波の秋は、味覚や工芸の秋?

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丹波に秋を告げる彼岸花が、チラホラ咲き始めました。
例年より、早いの声もチラホラ・・・・。
でも、まだまだ、蒸し暑く寝苦しい日々が、続いています。
台風も心配だし、地球温暖化の症状かなと心配したり・・・・・。

そんな中、丹波地方のモノつくり作家さんの発表の場として
「おばあちゃんの里」フードコートの横に整備された、galleryにて
9月17日(土)より、11月中旬までの土日祝のみの展示販売会が、開催されます。

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丹波市在住の木工芸、布、版画、陶芸等作家さん11名によるgallery

私のコマは?
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こんな感じ。
前回と違う点は、この場で、売れるものは何か?を考えての場にしてみました。
相変わらず、小物中心の展示ですが、初めてレジンを使ったアクセサリーを幾つか
試作してみました。
この秋は、月が奇麗な季節。
月をモチーフにしたイヤリングやピアスを作ってみたので
是非、御高覧くださいませ。

新しい彫刻刀

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ケインドレイク製の彫刻刀。
青紙スーパーとかハイス鋼HSSとか
解ります?
解る人は、道具マニアです。(笑)

以下、こだわりの私見です。

一般的に日本の刃物は、硬くて脆い性質の鋼と柔らかくて柔軟性に富んだ軟鉄を
鍛造して十分な強度を持たせ研ぎやすく切れ味のある刃物を伝統的に作ってきました。(代表格は、日本刀)
その時代の中で、より永く切れる刃物を追求して行った鋼が、ハイス鋼。
炭素量を増やすと硬度が、増すので昔からマンガン、タングステンン、ニッケル(ステンレス鋼)等
色々な合金鋼を作り出してきました。その代わり、研ぎにくい(ダイヤで、研ぐ必要や研ぎ味が、無い?)

その中でもHSS鋼は、全鋼の鋼も作りやすい?(手間は、少ないと思われる。でも、割り高い値段)ので、西洋では、日本より早く普及しました。
その背景には、日本は古来より「切れ味」を求める文化があり、「切ったり、削ったり」したときの切削抵抗や切断面の美しさを
求めるのが日本人なので、合わせの鍛造された青紙スーパーなどの鋼は、最高の切れ味を誇っていると思います。
ただし、永くは切れないので、頻繁に研ぐ必要が、あったり研ぐ角度を変えて、軟材、硬材に対処する必要が、あります。

私の工房の刃物類は、彫刻刀・鑿・鉋・小刀・鉈・斧・チョンナ・鋸等、色んな鋼の道具類を用意いています。
研ぎ味、彫り味、削り味、切り味をお試しくださいませ。
代表的鋼。青紙、青紙1号・2号・スーパー。白紙。東郷鋼。ハイス合わせ鋼。ハイス全鋼。玉鋼(大原鋼)

9月1日

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8月は、お盆月。終戦記念日。
どうしても、合掌することが多いです。手を合わせる行為の対象として
仏像や高僧の木像が、多いわけですが
この木喰さんは、一食一飯のお礼として渡して旅を続けたそうです。

そのお顔は、満面の笑みで見る人をほほえみで、包み込みあたたかな気持ちにさせる
魅力あるれる木像です。

私も、木彫り教室の生徒さんが作っていたのに即発されて一体彫ってみました。
飾っていると私に似ていると言ってくれる方が、チラホラ。模彫りなので下手の横好きで創った木像
いつかは、本物の木喰さんにおあいしたいです。