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丹波の木工屋

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令和の名建築の加工?

Posted by M’sクラフト on   0 comments   0 trackback

建築物の部材で、垂木と言われてるもの。

DSCN9498.jpg

建物の屋根の下地材を支える部材。
通常は、6cm角材を45cmスパンで、施工されてるのですが
今回のは、10cm厚で、幅35cm、長さ1メートル位
このボリュームで、約400本
この部材から、想像してみると
相当大きな建築物。



まず米松の細目のピーラー材の良材を
これだけ、そろえるのは、大変なこと。

そして、加工を依頼されたのが、この材の曲線挽き加工。
重さも15㌔以上、糸ノコ機では、当然子の厚さは無理。
また、通常の帯鋸機では、曲線は挽けません。

ゴム車に改造された帯鋸機に特注の5ミリ幅の帯鋸刃をセット。
セリも口金も隙間の無いように調整します。

そして、30分ほど掛けて、ゆっくり丁寧に曲面カット。
仕上げに、手工具(外丸鑿、際鉋、南京鉋刀等)
仕上げていきます。

DSCN9496.jpg





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