昔の道具(鉋)
昨夜の鋸編に続きで、今夜は、鉋編です。
「夢迷」と名が切ってあります。
鉋台は、三木市の台打ち師の堀場氏の鉋台です。
私の先代が、所持していた逸品です。鉋台の痛みが、激しくて鉋台は打ち直してもらいました。
昔は、鉋身1つを使い切るのに、台は3回ほど打ち直したらしいです。
こちらの鉋は、「和龍」と名が切ってあって、龍の線彫りが、鉋身に掘り込んであります。
鉋台の刃口が、広くなっていた他は傷んでいなかったので、刃口埋めして使用しています。
2台とも錆だらけの鉋でしたが(そりゃ20~30年は、ほったらかし状態)、手入れを
し直してやるとご覧のとおり、現役バリバリで仕事をしてくれます。
削っているのは、工作代の天板のスプルース20年物です。
まだまだ、眠っている名品の数々がありますので、私が、元気な間は、紹介していきますね。
また、皆さんのも教えてくださいね・・・。
良いもの、次の世代に残すのは、我々の務めですから・・・。
お願いします。
スポンサーサイト