我が家のテーブルの脚
我が家のダイニング・テーブルの脚部です。
20数年前、木工雑誌に作り方の特集記事を書いてもらうために
2日で作った作品です。(早出と徹夜の2日間でした。)
材料は、紅松というロシア産(沿海州)の松です。日本名で言うと
姫小松です。(現在は、輸入されていないのか、材木屋さんでも見かけなくなりました。)
寒冷地で育った木は、木目が細くて油分を多く持っています。
完成時は、チーク・オイルを軽く塗って拭き上げただけの塗装方法ですが
良い感じで飴色に生ってくれたものです。
時間経過で良くなってくるのが、無垢の木の家具の良い所・・・。
ひと肌に近いのが、天然木。
暑い時期には、ひんやりとした肌さわり、寒い時期には、
何故か暖かく感じる、木の肌触り。
我々と同じように呼吸をしてるから、湿度の多い時期には、湿気を吸ってくれて・・・。
空気が乾燥してきたら、保湿のために水分を・・・。
まるで、呼吸するかのように我々の生活に潤いを与えてくれます。
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