隠し留め蟻継ぎ(その2)
今日は、木工倶楽部の例会の日で・・・。
前回の続きの「隠し留め蟻継ぎ」の加工です。
自作、木製の留め型定規をガイドに留めの鋸引き。(写真のモデルは、舞鶴市のU氏です)
蟻型が、出来たら、木端側の留め切り。両端が、出来たら・・・。
留めの切り代の部分を鋸引き。
際鉋で、留めの45度に削り台の上で、鉋掛け。(この削り台のおかげで、正確に削れます)
木目が、綺麗に繋がりました。
九十九折の中身の継ぎ手は見えませんが、がっちり組めて、強度もばっちりあります。
(こんな見えない所に手間暇掛けるところが、粋だと思うのですが・・・)
必要最低限の道具で、これだけの事が、出来ます。人間の手と木道具だけで・・・。
電気が、無くても、機械がなくても人間は、物作りが、出来ます。
今の日本人が、忘れかけている大事な事だと思うのですが・・・。
次回からは、これら蟻組の技術をもっての自由課題製作に入ります。
頑張れ。「 関西手考具の会 」勝手に名前変えちゃった・・・。(笑)
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